本屋でお客さんのおばあちゃんにITサポート&レクチャー(前編)の続きです。

まだの方は↑を読んでからにして下さいね♪

おばあちゃんでは長いので老婆に変更します。


> 逃げようと思っていた所へ、思わぬ言葉が投げかけられる...

老婆「それではここでお礼しますね (^^)」

「実は私、占い師なんです。」

「貴方が丁寧に説明なさっている時、ずっと手相や人相を観ていたんです」

「とても優しくて良い人相をしていらっしゃる。どれどれ、左手を見せてご覧なさい!」


拓(内心)
「…ぇぇぇぇ本当か?」

ぶっちゃけ占いは信じないタイプである。
特にTV出てくる占い系の有名人。肥えている程に金儲け臭がプンプン。胡散臭くて腹が立つ。

しかし目の前の老婆はちょっと違う気がする。。

好意で30分もかけてパソコンについて色々説明してあげた事に対して、
心からのお礼であることは間違いない。

いっそ心を委ねてみせようか。


さっきまで解説していた私は受け手に回り、
今度は老婆の占いが始まった。
言葉で書くのはとても難しいので、覚えている範囲で占い結果を箇条書きで残す。

●左手の手相
・とても苦労している
・他人を気遣う優しさで溢れている
・健康である
・長生きする
・しかし喉が弱い。気管支炎や風邪に注意すべし (←確かにその通り)
・地盤を固めなさい
・今が一番苦しい時期
・しかし2年で結果が出る…遅くとも5年
・家は2つ持つ事になる (←事実都内近郊と田舎に持ちたい)
・2つの事を同時にできる器用な人間である (←システム開発とイナブロウ コーシ系か?)
・畑作や家作りにも向いている (←えぇぇぇ?)


途中老婆がむせ返ってしまい、しばらく会話ができない状態に…。

1分後くらい後に再開。



●右手の手相
・苦労が絶えない左手と違い、総じてとても良い理想的な手相
・年を追うごとに左手も右手に近づいて来る
・多くの人に囲まれている?


貴方の人生は多くの人の協力によって成り立っている事に感謝しなさい。

etc...

その他色々な事を告げられた。
自分が話していない事も見事に当てられてしまう。



まとも?に占ってもらったのは33年生きてきて、今日が始めて。
占いという未知の分野に、少しばかり興味を覚える。


再び老婆の話が始まる。


彼女自身、見ず知らずの人に自分の身分を明かすのは初めてだと言う。
ましてや、仕事以外の場で占う事など考えられないと。

そうさせたのは、紛れもなく私の自発的行動とその後の対応があったからこそで、
私には不思議な魅力があるのだと言う。

最後に老婆は、予想だにしない事を言い放った。




憑依体質だと。


占いの途中でむせ返ってしまった時...



私の体内に入っていた祖先の霊たちが老婆の口から入り、
私の情報を色々と伝えてくれた。

そして様々な(歴代の)先祖が「この子を守ってくれ」と告げたと。


老婆は更に続けた。

「今が一番辛いのでしょう。よく頑張って来たわね。」
「でも今が正念場。ぐっと堪えて前に進みなさい。貴方の進む方向は間違っていません」

と。

少し優しさが溢れながらも、元気が出るニュアンスの言葉だった。


私はこの言葉を聞いた瞬間、目頭が熱くなった。

亡くなった先祖から直接言われているような気がしてならなかった。



そうか…今の自分があるのは、自分だけにあらず。
私と出会った全ての人の力。

そして、亡くなってからもずっとずっと見守ってきてくれた
先祖のご加護があるからこそ!!


(この時点で明日は実家に戻り墓参りに行こうと決意した)


最後に老婆にお礼を言い、連絡先を教えてもらった。


老婆
本当に困った時にご連絡下さい」

「貴方の力になりますよ(^^)」



「こちらこそ、パソコンで困った事があったら気軽にご連絡下さいね!」

「この度は本当にどうも有難うございました m(__)m 」

と言って別れを告げた。


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自らの行動がもたらした出会いは特に2005年を仕切りに数多くある。
しかし、占い師との交流は人生初。とても貴重な体験であった。


曳船在住の「優あいこ」様、貴重な時間を有難うございました。

この偶然の出会い、大切にしていきたいと思います。


P.S.
占ってもらったのは本屋の一角のパソコン書籍コーナー。
33才の怪しい兄ちゃん?と老婆が1時間近く立ち話ししていた訳で、
店にも客にも迷惑だったに違いない (^^;

しかし最後に1800円の参考書を買ったのでセーフ?