経営危機に陥っていた米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、破産法を申請した。
創業から101年。アメリカ反映の象徴とも言える巨人は、
「一時国有化」され新たなる道を模索する。

Windowsで言う所の再インストールと言ったら簡単すぎる表現か…。

あまりにも充実しすぎた福利厚生はもちろんのこと、
「米国型の自動車社会」という楽園に安住した代償は、大きかったと言えよう。
(1980年代のジャパンバッシングはその象徴だ)


GMと言って思いつくのは『ハマー』である。
特に巨大SUVに該当するH2,H3に関しては、
国内でも芸能人や体格の良いスポーツ選手に人気だった。

しかし、あまりにもデカイ!! 燃費も恐ろしく悪い(はず)。
偶然秋葉原の狭い路上で見かけた時は、
色んな意味で空いた口が塞がらなかった…。

そんなハマーも、中国の四川騰中重工機械に売却されるという。

IT業界で言う「OracleのSUN買収」「レノボのIBM PC事業買収」辺りか。



GM破綻。

兆候があったとは言え、全世界的なインパクトは、リーマンの破綻に匹敵するだろう。

人並みな言葉だが、時代の変化/多極化に適応し、
現状に甘んじる事なく経営の再建に邁進して欲しい。

分かり易い所では「インサイト」や「プリウス」のようなハイブリッドカーが、
次世代のGMから発売される事を期待している。


このような大きなニュースに関わらず、織り込み済み(悪材料出尽くし)とあって
株価にはあまり影響がなかったようだ。

いやむしろ、国有化が好感材料と捉えられ、
当日のNYダウは200ドル以上も上昇。日経平均株価も続伸した。

株価は未来を予測する…?

時代の節目が変わり、微かな光が差し込んできた証拠だろうか。


だがしかし、日本国内の雇用情勢はまだ悪化を辿る一方だ。
米国におけるGM関連工場の閉鎖による経済的打撃も、ボディーブローのように効いてくるだろう。

余談を許さない状況なのは確かである。


とは言え、こんな面白い時はない。

ピンチこそチャンス!!

今この瞬間を好機と捉え、前向きに生きる気持ちを持ち続けようと感じた。

P.S.
経済ニュースをスマートに書こうとすると難しいですね (^^;;

ウチではありませんが「35歳までの男性」「イケメン、真面目な男性」という条件で
赤坂でのメディア関係(管理業務)の仕事話が入ってます。
詳細来たら…まずはmixiの方にアップしますかね。
しかしイケメンってのは面白い条件だ(笑)