旅行帰りの現役復帰後は、即座にPCサポートへ。

某社のクライアントマシンにて、
電源投入後のWin起動前に下記メッセージが表示される不具合発生。

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
0819supprt1

毎度恒例のMSシステムファイル系のエラー。
エラーメッセージ "次のファイルが存在しないかまたは壊れている"
が表示され、製品版パッケージのWindowsXPを起動できない


回復コンソールやその他の手を尽くしてもうまくいかなかったので、各種データをサーバー退避した後に
OSの再インストールを行う。

復活か?と思いきや、それでも何だか動作が重い感じ。
想定外のエラーが起きまくる!

もしや?と思ってHDDを詳細に確認すると...不良セクタが!!

なんてこったぃ。
最初のシステムファイル破損の原因もこのHDDの不良セクタにあったのか…。

時間は既に21時半。
HDDは別業者管轄なので、翌朝のコール&交換を推奨しその場を後にする。

後日完全復旧完了。



今回のトラブル対応を終えて思ったこと。

問題はHDD+MSであるが...

このPCの担当者様には、完全復旧まで代替マシンで作業させるハメになるなど
面倒をかけてしまったのは本当に申し訳ない。

妙な先入観から、システムファイル系のエラーから、
ハード系(今回はHDD)の不具合がある!

という事を見つけ出すのが遅れてしまったことに深く反省する次第である。

今後はより迅速な問題の切り分けと対応、
それ以前に限られた予算の中でのバックアップ体制の整備が必要であろう。

リアルタイムバックアップは非現実的なので、
同じマシンやHDDイメージのコールドスタンバイなどが得策か?

企業にとってのコンピュータは、
便利な反面、一度トラブルが起これば災害に匹敵する悪材料となる。

それを少しでも和らげたり、未然に防ぐのが弊社の役割でもある。