月曜ですが土曜の2010年度7回目のジム(体脂肪率なんと8.9%!!)の続編。

トレーニング後は、再度鍼治療を受けていました。

実はここ一週間で顎関節症が更に悪化し、
朝食の柔らかいパンを食べる時でさえも痛みを感じていたからです。

苦痛を伴なう事で人間における幸福要素の一つである食べる喜びが薄れ、
食事前は「どうやったら痛みを感じずに噛む事ができるのか?」
を考えたり…楽しみ以前に気を引き締めねばならない状況でした…。

症状は全く違えど、抗がん剤の副作用に苦しんでいた母の気持ちも
似たような物だったのだろうと感じます。

母の場合は胃癌の手術で胃が常人の1/3しかありませんでした。
更には悪性リンパ腫根絶の為に受けた化学療法の副作用で、体調は常に最悪です。

髪の毛皆無、喉や口の中には大量の口内炎、吐き気、高熱、ダルさ、関節痛 etc...
世の中のありとあらゆる最悪なものが常に付いて回ると語っていました。

しかし、苦しくて気持ち悪い、もうお腹には何も入らない体調だと言うのに、
目の前の30錠の薬を飲む必要がありました。

無理矢理大量の水で流し込むのですから、涙と嘔吐なしには考えられませんでした。

そんな意味では癌患者のお見舞いというのは、実は微妙であり、
身内以外の場合は空回りする事も多いです。

仮に私だったら、タイミング(ステージ)によっては...
弱った(変わり果てた)今の自分の姿を見られたくない…。
という気持ちが働いてしまうでしょう。

よって本人の意識があるのなら、ある程度の事前確認は必須です。
(⇒つまり…場合によっては行かない方が良い)


色々な事がありましたが、家族の絆でもって乗り越え、
今では無事に回復し、普通に食事やお酒を楽しめるまで回復しました☆

私にとっては人生観を変えるほど衝撃的な出来事だったので、
度々この話を話題にしてしまいますが、ご了承下さいませ。
(某所に闘病日記もあるので落ち着いたらもう少し上手く編集した上でアップします)


さて話題を戻してと。

前回の鍼治療ではかなり症状が改善できたので、今回も思い切ってお願いしてみました。

いざ治療院(ビーバーのしっぽ)へ。
今回は横になった状態で顔面の左半分に8-10本の針が深々と刺さります。
途中の一本だけやたらキく物が有り、奥歯近くを刺激されるようなイメージでした。

それ含めた数本に電気を流し、約10分間刺激を与え、患部をほぐしていきます。

残念ながらあまりに刺激的なので写真はお見せできませんが、
嫌いな人は絶対に見られない光景だったでしょうね。

やられている本人は全く痛みはなく、むしろ心地よい感触でした。
(うぉぉぉこれは絶対いいよと心の中で唸ってましたし)

終了後"鍼"を取ってビックリ!!
あれだけ深く刺さっていたのに、傷跡も血も全くないのですから(汗)

なんだかとても清々しい気分。痛みもかなり改善された感触です。


戻った後は夕食に思いきってを食べてみました。

まだ違和感があるとは言え、
治療前とは考えられないくらい楽にかじる事ができ、見事に完食でした!!
食事の素晴らしさ、食べる喜びを心から実感でき、感激しました!!


EB様、今回も本当にどうも有難うございました m(__)m


長く付き合ってゆかねばならぬ現代病だと認識しておりますので、
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

…完璧に治ったら顎関節症治療の名医になったりとか。