ジム帰りに携帯を紛失してしまった前編の続きです。
こんな夜道を探しまわった所で、見つかる訳がない。
もうダメだ。綺麗サッパリ諦めよう!!
明日新しい機種を買いにいこう!!
しかし…開き直ったとは言え、ショックは大きい。
「買うって言っても手続きとか面倒だよな…。」
「今ってどんな機種があるんだろ? 法外なんだろうなぁ。」
「それ以前に何故に落としてしまったのだろう。」
「上着のポケットになんか入れるんじゃなかった…。」
様々な後悔の波が押し寄せる中、(←by B'z それでも君には戻れない)
無理矢理寄ったスーパーを後にし、とぼとぼ帰路に着く。
「…これで最後だ!!」
ダメ元で、再び落としたドコモに電話をかけようと、auの携帯を取り出す。
「…ん、何だこれは?」
こんな夜道を探しまわった所で、見つかる訳がない。
もうダメだ。綺麗サッパリ諦めよう!!
明日新しい機種を買いにいこう!!
しかし…開き直ったとは言え、ショックは大きい。
「買うって言っても手続きとか面倒だよな…。」
「今ってどんな機種があるんだろ? 法外なんだろうなぁ。」
「それ以前に何故に落としてしまったのだろう。」
「上着のポケットになんか入れるんじゃなかった…。」
様々な後悔の波が押し寄せる中、(←by B'z それでも君には戻れない)
無理矢理寄ったスーパーを後にし、とぼとぼ帰路に着く。
「…これで最後だ!!」
ダメ元で、再び落としたドコモに電話をかけようと、auの携帯を取り出す。
「…ん、何だこれは?」
画面には、見慣れない番号からの着信履歴が残っていた。
番号を見ると、どうやら同じ草加内の市外局番である。
「まさかこれは!!」
逸る気持ちを抑え、まずは残された留守電を聞いてみる。
要約すると...
「私が落としたドコモの携帯を誰かが拾い、電話主の店舗に届けてくれた。」
「その店舗で大切保管しているので、取りに来て欲しい。」
という旨の内容だった。
「ヤッタ〜!!!!」
私は心の中でガッツポーズした。
まだ手元にないとは言え、携帯が無事に見つかったのだ!!
気分は一転。ルンルン気分で自宅に戻り、嫁に報告!!
早速、保管先の店舗に電話をかけてみる。
場所は国道4号線沿いのガソリンスタンド(昭和シェル石油)だった。
拾い主は偶然道端を歩いていたお爺さんだったらしい。
そこで落ちていたドコモの携帯を拾ったのだが、そのまま持っていても埒が明かない。
「貴方の所で保管しておきなさい!」
と、託されたのだと言う。
一方で受け取った側のスタンド。
やたら同じ番号からの着信履歴が多いことに気付く。
「これは間違いなく落とし主からの連絡に違いない!」と確信。
その番号(私のau)にかけ直し、留守電にまでメッセージを残してくれたのだ。
#確認したら嫁の電話にも履歴が残っていた
その留守電を、無常なる携帯探しの旅に出ていた私が気付いた。
という事になる。
落としたドコモの携帯は無事に拾われ、安全と分かった。
もう時間は遅くなっていたので、明日取りに行く事を告げ、
お礼と共に電話を切った。
---翌日---
朝市で菓子折りを購入。
その足ですぐさま、保管場所のガソリンスタンドに向かった。
大きな地図で見る
時間帯が異なるので、昨日電話で話した方とは違ったが、
とても人の良さそうな店員さんが出てきた。
「先ほど携帯の件でご連絡した山本ですが...」
と告げると「あぁ!!」と少し喜んだ顔つきになり、
バックヤードから小さなバックを持ってきた。
中には、私が落としたそのままの携帯が入っていた。
とても忙しそうだったので、簡潔に会話しながら心からお礼を述べ、菓子折りを手渡した。
奇跡のデジカメ物語と同様、携帯を拾ってくれたお爺さんは、
住所も名前も告げずに去って行ってしまったらしい。
「その方がもしも再び訪れる機会があったら、ここに連絡を下さるようお伝え下さい。」
と告げ、1枚の名刺を手渡し、ガソリンスタンドを後にした。
お爺さんと対面できなかったのは残念だが、
とてもすがすがしい気分で新たな一日を迎える事ができた。
改めて携帯を見て思う。
前よりいっそうボロボロになっちゃったけど、
もう少しコイツと付き合ってみようかな。。
改めて今回の携帯救出劇。
携帯の拾い主が悪意を持った人間だったら、とんでもなく厄介な事になっていただろう…。
⇒しかしそれは、幸運にも親切なお爺さんだった。
仮にその時、私が拾い主を警戒し、即座に携帯をストップさせていたら、
お爺さんから携帯を受け取った昭和シェル石油の店員さんが、
着信履歴から伝言メモを残す事など出来なかった。
1.微かな期待に賭けた落とし主の私
2.機転を利かせGSに託した拾い主のお爺さん
3.大切に保管し連絡まで下さった昭和シェル石油の店員さん
三者の想い(目論見?)が通じたから成せた、見事な連携プレイだったと思う。
日を跨いでしまったとは言え、考えられうる最速の速度かつ
最も理想的な形で、携帯が戻ってきた奇跡の復活劇と言える。
因みに、連絡が通じた直後に携帯を取りに行かなかったのは、
菓子折りを購入できる時間ではないと判断できたからだ。
改めて良心的な時間に訪問し、ささやかなお礼を届けるのが礼儀であろう。
「貴方は人の善意を信じますか?」
私は信じる。
時と場合によるが…人の善意に賭けてみる。
という選択肢もある事を伝えたいと思い、この日記を記した。
いつ、どこで、何があっても、
微かな希望の光が灯っている事は、忘れないで欲しい。
最後に...
携帯を拾い近くの店舗まで届けて下さった、草加市在住のお爺さん。
大切に保管し、連絡まで下さった昭和シェル石油のスタッフの皆さん、
この度は本当に有難うございました m(__)m
[関連日記]
●奇跡のデジカメ物語
P.S.
ガソリンスタンド、行くなら昭和シェル石油!!
番号を見ると、どうやら同じ草加内の市外局番である。
「まさかこれは!!」
逸る気持ちを抑え、まずは残された留守電を聞いてみる。
要約すると...
「私が落としたドコモの携帯を誰かが拾い、電話主の店舗に届けてくれた。」
「その店舗で大切保管しているので、取りに来て欲しい。」
という旨の内容だった。
「ヤッタ〜!!!!」
私は心の中でガッツポーズした。
まだ手元にないとは言え、携帯が無事に見つかったのだ!!
気分は一転。ルンルン気分で自宅に戻り、嫁に報告!!
早速、保管先の店舗に電話をかけてみる。
場所は国道4号線沿いのガソリンスタンド(昭和シェル石油)だった。
拾い主は偶然道端を歩いていたお爺さんだったらしい。
そこで落ちていたドコモの携帯を拾ったのだが、そのまま持っていても埒が明かない。
「貴方の所で保管しておきなさい!」
と、託されたのだと言う。
一方で受け取った側のスタンド。
やたら同じ番号からの着信履歴が多いことに気付く。
「これは間違いなく落とし主からの連絡に違いない!」と確信。
その番号(私のau)にかけ直し、留守電にまでメッセージを残してくれたのだ。
その留守電を、無常なる携帯探しの旅に出ていた私が気付いた。
という事になる。
落としたドコモの携帯は無事に拾われ、安全と分かった。
もう時間は遅くなっていたので、明日取りに行く事を告げ、
お礼と共に電話を切った。
---翌日---
朝市で菓子折りを購入。
その足ですぐさま、保管場所のガソリンスタンドに向かった。
大きな地図で見る
時間帯が異なるので、昨日電話で話した方とは違ったが、
とても人の良さそうな店員さんが出てきた。
「先ほど携帯の件でご連絡した山本ですが...」
と告げると「あぁ!!」と少し喜んだ顔つきになり、
バックヤードから小さなバックを持ってきた。
中には、私が落としたそのままの携帯が入っていた。
とても忙しそうだったので、簡潔に会話しながら心からお礼を述べ、菓子折りを手渡した。
奇跡のデジカメ物語と同様、携帯を拾ってくれたお爺さんは、
住所も名前も告げずに去って行ってしまったらしい。
「その方がもしも再び訪れる機会があったら、ここに連絡を下さるようお伝え下さい。」
と告げ、1枚の名刺を手渡し、ガソリンスタンドを後にした。
お爺さんと対面できなかったのは残念だが、
とてもすがすがしい気分で新たな一日を迎える事ができた。
改めて携帯を見て思う。
前よりいっそうボロボロになっちゃったけど、
もう少しコイツと付き合ってみようかな。。
改めて今回の携帯救出劇。
携帯の拾い主が悪意を持った人間だったら、とんでもなく厄介な事になっていただろう…。
⇒しかしそれは、幸運にも親切なお爺さんだった。
仮にその時、私が拾い主を警戒し、即座に携帯をストップさせていたら、
お爺さんから携帯を受け取った昭和シェル石油の店員さんが、
着信履歴から伝言メモを残す事など出来なかった。
1.微かな期待に賭けた落とし主の私
2.機転を利かせGSに託した拾い主のお爺さん
3.大切に保管し連絡まで下さった昭和シェル石油の店員さん
三者の想い(目論見?)が通じたから成せた、見事な連携プレイだったと思う。
日を跨いでしまったとは言え、考えられうる最速の速度かつ
最も理想的な形で、携帯が戻ってきた奇跡の復活劇と言える。
因みに、連絡が通じた直後に携帯を取りに行かなかったのは、
菓子折りを購入できる時間ではないと判断できたからだ。
改めて良心的な時間に訪問し、ささやかなお礼を届けるのが礼儀であろう。
「貴方は人の善意を信じますか?」
私は信じる。
時と場合によるが…人の善意に賭けてみる。
という選択肢もある事を伝えたいと思い、この日記を記した。
いつ、どこで、何があっても、
微かな希望の光が灯っている事は、忘れないで欲しい。
最後に...
携帯を拾い近くの店舗まで届けて下さった、草加市在住のお爺さん。
大切に保管し、連絡まで下さった昭和シェル石油のスタッフの皆さん、
この度は本当に有難うございました m(__)m
[関連日記]
●奇跡のデジカメ物語
P.S.
ガソリンスタンド、行くなら昭和シェル石油!!
コメント
わざわざ自宅にクルマをとりに帰って、
飼い主宅まで乗せていってあげたのに、
その後まったく連絡がありません。
世の中どうなっているんだ!
えぇぇぇ? あの話の後まさか音沙汰なしだったとは驚きです…。
しかしながらEB様のお陰でワンちゃんも安らかに眠れたと思っています。
あとは連れて行く時に多くの方々て見ていたという事で、
良い話は広がっているはず。
こちらも良い話ばかりではないので、次回はそれについて書きます。
はぃ無事に見つかって良かったです♪
でも確かに新しいのに出来ないのは残念!!
そうか。私の場合PCは得意だけど携帯は大の苦手。
慣れた機種からはすぐに離れられないので、
続行になって良かったのかも (^^;
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